ホストクラブについて

冒頭から、少し抵抗感があるかもしれない法律の話を書いてしまいましたが、これはサイト作成者が法律に興味があるからです。ただ、法治国家である日本において、法律をよく知っていて損をすることはないので、法律は大切にすると良いと思います。ホストクラブにもコンプライアンス(法令遵守)は必要です。この点、ホストクラブもイチ企業であること忘れてはなりません。まぁ、様々な事情はあるでしょうが。

女性の心を癒す仕事

女性の社会進出に伴って、女性が使えるお金が増えたことで、ホストクラブ成立しています。社会進出するということは、それだけぶち当たるものも多くなり、ストレスも抱えることになります。世の男性達が飲み屋通いするのも同じようなものです。男性が、昼のストレスを夜の街に癒されるように、女性が癒される場所がホストクラブということになります。

ホストクラブのお客さんの中には、事業で成功して男顔負けの経営をしている女性社長もいます。ところで、ホストの稼ぎは大変なもので、これは、キャバクラ嬢やホステスたちの比ではありません。ホストクラブのお客さんはいうまでもなく女性ですが、それだけお金を使える女性が増えてきている証拠でもあります。

いうまでもなくホストクラブは風俗営業

男性が接待するというだけで、スナックやキャバクラと本質的には変わりはありません。ホストクラブは風営法では、第2条2号、つまり、2号営業の社交飲食店になります。第2号営業では、性的サービスは許されていません。これは、男女が逆になっても同じです。基本的なサービスは、飲食をともにしながらの歓談、給仕、カラオケといったところです。このような法律上の取り扱いである以上、法的規制も、スナックやキャバクラと変わるところはありません。管轄警察署の生活安全課で許可を得る必要があります。

サイドビジネスとしてやっていくことは難しい

よくあるパターンとして、昼は別の仕事をやりつつ、サイドビジネスとして夜のお店を経営している人も結構います。昼の仕事が自営でビジネスの拡張というタイプの人もいれば、昼はサラリーマンをしていて、サイドビジネスとして経営を始める人もいます。

ただ、一般的な見方をすれば、サイドビジネスとして、やっていくには、どうしても荷が重過ぎます。ホストクラブに限らず、風俗関係は、人=お店またはホスト=商品という側面があります。そのため、お客さんの流れを含めて、従業員たちへの目配り、日々の金銭の流れなどをしっかりと管理していなければなりません。昼の仕事に加えて、この管理をしっかりとやっていくことは至難の技です。